如意先生襲名【後編】

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「いや、納得はしていないさ。 だが【アレ】がエピの中に封じられているから今、平和な時代があるのも事実だ。 それに、エピの封印を見守るのは先王が俺達に下した最後の勅命。 必要とあらば助けよと仰せだからね? 魔剣の主たる予言の勇者を....。 ( ´Α`)」 「そうだったな、言われなくても分かってるよ! くそ、何であの糞魔剣はこんな疫病神を宿主に選んだんだかな!? (-""-;)」 「あぁ、同感だよ。 俺だったら、彼を主にはしないな絶対にーー。 ( ´Α`)」 (おんや~二人で私の奪い合いですか? モテる男は辛いですな~。 本当、罪づくりな男だよ私は? (*`▽´*)) 私はドキドキした思いを胸に、愛すべき親友達の話し合が終わるのを待った。 そして結論が出たのか、不意にネコアが私に向けて問いかける。 「時に、ウィンター領に異界生物らしきモノが現れたとの噂だが、本当かエピ? ( -∀-)」 「あ~うん( ゚Д゚)ウマー 確かに居たね、私が一匹倒したけど.....。 その後、せっかくのご馳走だと思って楽しみにしてたら、大火災で炭になっちゃってさ....。 Σ(p´;Д;`)qブワッ」 「お....お前、好き好んで、そんなモン食おうとしたのか!?( ; ゚Д゚) ウィンター家の依頼受けてたなら、食事ぐらいついてた筈だよな? 何でわざわざ、そんなモン食おうとしやがった!? !Σ( ̄□ ̄;)」 ネコは私の類い稀なる食事センスに、驚愕する。 (ネコたん、驚いている顔もプリティやねぇ( ´-`) 何か興奮致しますなぁ(;´Д`)ハァハァ) 「だって~無性に肉が食べたかったんで~、食事はお断り致しました!゚+(人・∀・*)+。♪」 「そ、そうか....それで大惨事を起こした挙げ句、飯喰えなくなって俺らにタカリにきた訳か....? お前はアホかぁぁぁーー!! ( :゚皿゚)」 「てへっ..(*>∇<)ノエピたん失敗♪」 私はネコのラブリーな横顔を舐めるように、見詰めながら精一杯、可愛く振る舞いながら返答する。 「殺す....お前だけは今ここで絶対に殺す!! ( ;゚皿゚)ノシ」 ネコは私に向けて三度、銃を向けた。 しかし、ネコアもまた三度、ネコを制止する。 「兄さん、気持ちは痛いほど良く分かる。 だが、今はまずエピの状況を確認する事が先だ。 ( ;´・ω・`)」 「どういう事だネコア? ( ´゚д゚)」 「術師たる俺の直感だが、異界生物が現れたのは恐らく偶然じゃない。 ( ;-`д´-)」
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