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「いや、納得はしていないさ。
だが【アレ】がエピの中に封じられているから今、平和な時代があるのも事実だ。
それに、エピの封印を見守るのは先王が俺達に下した最後の勅命。
必要とあらば助けよと仰せだからね?
魔剣の主たる予言の勇者を....。
( ´Α`)」
「そうだったな、言われなくても分かってるよ!
くそ、何であの糞魔剣はこんな疫病神を宿主に選んだんだかな!?
(-""-;)」
「あぁ、同感だよ。
俺だったら、彼を主にはしないな絶対にーー。
( ´Α`)」
(おんや~二人で私の奪い合いですか?
モテる男は辛いですな~。
本当、罪づくりな男だよ私は?
(*`▽´*))
私はドキドキした思いを胸に、愛すべき親友達の話し合が終わるのを待った。
そして結論が出たのか、不意にネコアが私に向けて問いかける。
「時に、ウィンター領に異界生物らしきモノが現れたとの噂だが、本当かエピ?
( -∀-)」
「あ~うん( ゚Д゚)ウマー
確かに居たね、私が一匹倒したけど.....。
その後、せっかくのご馳走だと思って楽しみにしてたら、大火災で炭になっちゃってさ....。
Σ(p´;Д;`)qブワッ」
「お....お前、好き好んで、そんなモン食おうとしたのか!?( ; ゚Д゚)
ウィンター家の依頼受けてたなら、食事ぐらいついてた筈だよな?
何でわざわざ、そんなモン食おうとしやがった!?
!Σ( ̄□ ̄;)」
ネコは私の類い稀なる食事センスに、驚愕する。
(ネコたん、驚いている顔もプリティやねぇ( ´-`)
何か興奮致しますなぁ(;´Д`)ハァハァ)
「だって~無性に肉が食べたかったんで~、食事はお断り致しました!゚+(人・∀・*)+。♪」
「そ、そうか....それで大惨事を起こした挙げ句、飯喰えなくなって俺らにタカリにきた訳か....?
お前はアホかぁぁぁーー!!
( :゚皿゚)」
「てへっ..(*>∇<)ノエピたん失敗♪」
私はネコのラブリーな横顔を舐めるように、見詰めながら精一杯、可愛く振る舞いながら返答する。
「殺す....お前だけは今ここで絶対に殺す!!
( ;゚皿゚)ノシ」
ネコは私に向けて三度、銃を向けた。
しかし、ネコアもまた三度、ネコを制止する。
「兄さん、気持ちは痛いほど良く分かる。
だが、今はまずエピの状況を確認する事が先だ。
( ;´・ω・`)」
「どういう事だネコア?
( ´゚д゚)」
「術師たる俺の直感だが、異界生物が現れたのは恐らく偶然じゃない。
( ;-`д´-)」
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