如意先生襲名【後編】

9/14
前へ
/90ページ
次へ
「ちょっ..!?( ゚ε゚;) ちょっとエピ! 何、兄さんを煽ってるの?? ( ´;゚;∀;゚;)」 ネコアが青ざめた顔で私を見詰める。 そんな二人を見て私は、とてつもなく興奮した。 「何を迷う事がある!!?( :゚皿゚) 早く私を喜ばせないとネコたん、今日、私は君と、ベッドINしちゃうぞ! だから、もっと....もっと激しいのをくだたい♪ *.゚+ヽ(○・▽・○)ノ゙ +.゚*」 「ふっ、ふざけるな!(;`・ω・)ノ そんなに痛めつけて欲しいなら、望み通りボコボコにしてやるぜ!( :゚皿゚)」 ネコは、そう言うなり明らか凶器にしか見えない籠手を装着し、私の顔面に右ストレートを炸裂させた。 その籠手は対巨大異界生物用に作られた近距離戦闘武装デス・クラッシャー。 S級存在ですら一瞬で肉塊に変えるデンジャラスな代物である。 だが、不思議な事に今の私には一つのダメージもない。 いや、それどころか....。 (あっ....あぁ、ネコたん、その調子やでぇ♪ お願いやぁ..もと..もと、ぶてくだたい♪(;´Д`)ハァハァ) とてつもなく気持ち良かった。 だが、それで満足できる筈もなく、私は更なる刺激を得るべくネコに向けて告げる。 「お前の力はその程度か? (*゚∀゚)=3」 「なっ....!?( ゚ε゚;) デス・クラッシャーの一撃が通じないだと!? ( ´;゚;∀;゚;)」 現実を受け入れれず、呆然と立ち尽くすネコ。 私は、そんなネコを追い詰めるように愛に満ちた一言を放つ。 「うう~ん、良いのかなネコたん? 頑張って私を満足させないと君は今日、私と新世界へと足を踏み入れる事になるのだがね、寝室で? ゚+(人・∀・*)+。♪」 「ひっ....!?ヽ(ヽ゚ロ゚)ヒイィィィ! 死ね、死ねぇ!死にさらせぇぇぇぇ!!! ヽ(#゚Д゚)ノ」 ネコは死にもの狂いで、私を殴り続ける。 だが、そんなネコの必死の思いを込めた破壊的な連撃も、私にとっては刺激的な快感に他ならなかった。 つまり、こういう事かーー? 天は今こそ、猫たんとの恋を成就せよと仰せなのか!?(;`・ω・)ノ それは状況を見れば明らかだった。 今までにない好機が、ここにあるのだから。 そう、今こそネコたんと私は永遠の愛に身を投じるのだ。 これは私の意思ではない。 天が定めし運命なのだ。 (まっかせなさぁーい゚+(人・∀・*)+。♪)
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加