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つまり直腸から吸収した方が、口から食事を摂取するより機能的だといえるのだ。
ならばーー。
(少なくとも尻から摂取すれば、栄養の吸収に無駄が無い..。
ふふっ....たまに怖くなるよ、自分の才能を。
(*>∇<)ノ)
私は即座にズボンとパンツを下ろし、四つん這いになると、ゆで卵のマヨネーズ合えモノをスプーンにて、すくい取る。
そして、それはゆっくりと肛門に向けて運ばれた。
迷いが無いのかって?
当然、迷いなどあろう筈が無い。
自分の命がかかっているのだ。
取るべきは恥より命である。
(お腹も満たせて尚且つ、新しい体験が出来る..。
これはまさしく一石二鳥と言うものだな!
( 〃▽〃))
私は喜び勇んでスプーンを肛門付近まで移動させた。
だが、その直後ーー。
「すみません、エピ・ソード解決屋事務所って此方で間違いないでしょうか?
( ´д`)」
不意にドアが開き、綺麗な声色の貴婦人の声が響く。
「間違いありませんよ、マドモアゼル。
私が所長のエピ・ソードです。
(*`・ω・)ゞ」
だが、私がそう答えた直後、彼女は不意に口を閉ざした。
(ん....( -_・)?
何故、彼女に何の反応も無いのだ?)
私は冷静に状況を確認する。
ドアの前に立ち竦む女性。
そして、その部屋の奥では私が四つん這いになっている。
しかも下半身丸出しで、ゆで卵のマヨネーズ合えを肛門に運ぼうとしている矢先の状態..。
つまり一言で言うなれば、とんでもない醜態をさらしている事になるのである。
(・・・・・・・・・・・・・( ´;゚;∀;゚;)
どうしたらいいんだ....??
((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル)
私はこの窮地を脱するべく、空腹でやや回転が
鈍くなった頭脳をフル回転させた。
そして、結論。
動揺している事を悟られないように、スプーンを器に戻すと私は即座にパンツとズボンを履き何事もなかったかのように、立ち上がる。
「失礼、ちょっと頼まれていた実験の依頼をこなしていたもので、見苦しい姿をお見せしました。
ところで、仕事のご依頼でしょうか美しいマドモアゼル?( `・ω・´)キリッ」
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