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父上が唱える。
『ステータス閲覧』
ルフィウ・フォン・ヴォルフ
肉体年齢 : 5
精神年齢 : 21
(OK、前世は16で終わったのか。
ちなみに「OK」は、とある人が書類にall correctと書くのをoll korrectと書いたのが元だ。略したらo.k.だろう?)
性質 :
(性質っていうのは、相性のことだよ。
どんな事象に合うのかっていう。
3つあれば多い方だって言うけどね。
マイナスが1つでもあればブラックリストに載るらしいけど、真意はどうだか知りたい気もするね)
天空、
(空ってことかな?)
深海、
(海だね)
森林。
(木があるところっていう認識で良いのかな?)
虚言、
(嘘、か。少々危ないね)
誠実、
(これは良い。
良い人間だとステータス=世界が認めてくれているんだ)
優雅、
(これは侯爵とは言え貴族の端くれとして嬉しい評価だな)
神聖。
(……教会に勧誘されそうだ。
あそこは結婚以外の恋愛を認めない頭の固いところだからどうも…)
暗黒、
(まずいな、邪神の愛し子に多い性質だ。
これも危ない、断定できない性質だけだから良いが…)
栄光、
(これはこれは、将来の成功は約束されたも同然だな)
神族、
(……なんてこった、王家からの召喚は確実だな)
好色。
(……否定出来ないところが、なんとも……うん)
素質 :
(これは実際に使えるようになるだろうスキルだ。
出来るようになると能力の欄に移動する。
最低でも10はあると思った方がいい、人間の可能性は無限大さ)
影、
(アレだよ、うん、魔法とか魔術に必要な要素なんだろう。
決して地味なものではないだろうと思いたい)
虚構、
(……これはあれじゃないか?
虚言の立体版、つまり嘘の存在…)
破壊、
(常識を破壊するつもりはあるけれどね?
そのうち不思議な人として認定されることだろうし、良く受け取っておこう)
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