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能力 : 光、闇、火、炎、雷、熱、水、雪、雨、氷、雹、砂、土、石、岩、風、嵐、天変地異、種、葉、根、茎、花、実、センス。 (ずいぶんと細かいが、要するに一般のスキルは全て持っているということだろう。 センス、というのは身嗜みに関することかな? なんて嬉しい評価なんだ。 初めて君に感謝するよ、ステータス) 世界で最初で最後の、ステータスと会話した人間。 「……凄すぎる、バグじゃないのか?」 「ステータスは狂いませんわ。おそらく、これがこの子の運命なのでしょう…」 「そうじゃない、こんな不規則な並び……この子とステータスが会話しているように聞こえたのは間違いない、事実だからだ…」 「おかあさま、ぼくのステータスはおきにめしませんでしたか?」 「いいえ、ルフィウ。あなたは自慢の息子だわ……けれど、可哀想だけれど……お別れを言わなくてはなりません。あなたは王宮へ行き、この世界を導く者になれるよう指導を受けねばなりませんからね」 ……なんてこった。 凄すぎて僕の自由を邪魔することになろうとはね。 これは予想外だが……天変地異とセンスを使えばどうということはないかな。
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