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翌日。
「というわけで、捜査から外されちゃいました」
笑顔で言う小晴に、湊人は苦笑いを返した。
「いくらでもゆっくりしってったらええねんで。な、湊人」
「下谷、お前捜査一課だろうが。さっさとここから出て行け」
その言葉を待っていたかのように、小晴は話し始める。
「その前に一つだけ。昨日の犯人からの電話の内容については、一切言ってませんでしたね。内容はこうです」
小晴はホワイトボードに内容を書き、そして資料を置いて部屋を出た。
『小さな探偵たちは預かった。返して欲しければ、子供たちに見合うものを用意しろ』
「妙だな」
湊人が眉間にしわを寄せる。
「妙って、何が」
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