第1楽章 日常Diary

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scene D 岡山 トントントントン。 軽やかな包丁の音がする。 リサ!、摩耶! 朝ごはんよ! D ん? 摩耶 ・・・・。 母 ホントにもぉ~。 ビックリしたのよ~。 帰ってきたら、リサは摩耶の部屋の前でうつ伏せになってるし、 摩耶は摩耶で、とじ込められたぁ~って、叫んでたから、どうしたのかと思ったら、寝言。 D 目を擦りながら、ふらふらと起きてくる 母 ご飯も食べずに、寝てたみたいだから、心配したじゃない。 何かあったの? D ん~。(瞼擦りながら) 摩耶が、本を読み終わるまで、待ってたの。 そしたら、いつの間にか寝てたみたい。 母 よっぽど・・、その本が面白かったのね。それならいいんだけど。 ところで、今日、摩耶の病院の日なの。 特に用事なければ、リサも着いて来てくれる? 土曜日だから、学校は休みでしょ。 最近は、摩耶の通ってる病院、土、日も予約してたら、診察してくれるの。 昼からなんだけど、大丈夫? D ん~~(まだ眠そう) いいよ・・・・。 母 じゃあ、お願いね! ご飯食べたら、摩耶おこしに行ってあげてね。 D うん。わかった。
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