第1楽章 日常Diary

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scene G 高崎 G ・・・・。 で、息子さんも・・・・・・。 社長 まあ、その話は、また後だ・・・・。 まみ ごめんなさい・・。 夢の話のはずが、なんか、暗くなっちゃって・・・・。 社長 で、お前ら、腹減ってないのか? いろいろ話してたら、もうこんな時間だ。 珠喜、G ・・・・・・。 珠喜も伍代も、今はそんな気分じゃなさそうだ・・・・。 なぜなら、・・・・・、 まみが結婚していて、子供がいたという事実に、二人とも、相当ダメージをうけたらしい・・・・。 空腹も通りこして・・・・。 まみ (心の中で) 醍醐さん・・・・・・。 本当の夢って、広い世界をみて、人生いろいろな体験をして、世の中や、自分の未来に、何か不安や危機感を感じたり、やりたい事が、現実に見当たらなくなった時、初めて見えてくるものなのかも知れないわね・・・・。 しばらくの沈黙の後。 まみ ところで、みんな今日、よかったら、お店泊まっていかない? なんか、いろいろお話ししてたら、まだまだ、聞いて欲しい話が、どんどん増えて来ちゃって・・・・。 いつもは、そんなにお客さんとお話しするわけじゃないから、なおさら・・・・。 まだ、3時すぎだから、いっぱいお話しできると思うの! どう? いつもは、夜8時から、雰囲気を変えて、お店開いてるんだけど、今日は、もうお開き。 社長、珠喜、G ・・・・・・・・。 G 外の景色を見ようと、後ろを振り返る あっ!!!! 珠喜 なんだっ! 何かあったのか? G あのチラシっ!! 何で、こんなところにっ!! まみ ああ。あれはうちのチラシよっ! 綺麗でしょ! さて! 伍代が見つけたチラシ、 一体どのような意味があるのか? 物語はどのような展開をみせるのか? 一つ一つの謎が、少しずつ解き明かされていく。 そして、物語は思わぬ方向へ大きく広がっていくのである。
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