第1楽章 日常Diary

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scene D 岡山 母 あら、もうこんな時間。 お昼の3時、おやつの時間。 でも、ちょうど、良いわね。 マスター、じゃあ、デザートお願い。 マスター はい。かしこましりました。 すぐ、お持ちしますね。 D、摩耶 わぁ~!美味しそう~! マスター シャインマスカットと桃をあしらった、ミニパフェです。 クリームの上にかけてある黄色いソースは、夏みかんで、さっぱりとした酸味が絶妙なんです。 ごゆっくり。 摩耶 桃と葡萄の香りが~。 D すごくいい香り~。 摩耶、D う~~ん! 食べるのもったいない~~。 母 これ! すごく美味しい! 夏みかんのソースもクリームにぴったり合って、爽やか! 摩耶、D あっ!・・・・・・。 お母さん・・・・。 もう食べちゃった! 3人とも、お昼ご飯とデザートを堪能し、結局、リサは、何故、母が自然栽培を知っていたのか、 深く理解しないまま、時は過ぎたのであった。 ・・・・・・・・ ・・・・・・・・ 今日1日 ・・・・・・・・ リサのDr藤岡に対する違和感。 摩耶がマスターに何を感じたのか? そして、母の意味深な言動は何を意味するのか? ここから、DとG、二人の運命が、不思議な綾を織り成し、紡がれていく。 まだまだ、物語は始まったばかりである・・・・・・。
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