第2楽章 夢Synchro

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サイエンス・オブ・アメリカ 研究員A よくお聴き下さい。 科学の進歩により、クオーク、レプトン、ニュートリノ、フォトンの発見までには至っておりますが、それらの素粒子を構成する、更なる超微粒子が存在する事を、我々は実験により、確認したのです。 聴衆(研究員) ・・まさか・・! ・・あり得るはずがない。 ・・それが、本当なら、すごい事だけど。 司会 まだ、説明中なので、もう少しお静かに願います。 研究員A そこで、我々は、 太陽からの霊粒子をFE(FireElement) 月からの霊粒子をWE(WaterElement) 地球からの霊粒子(マグマからの地熱)をSE(SoilElement) として、3つの三大要素にわけました。 ここまでは、確認済みです。 そして、ここから、いくつかの仮説をたてました。 一つ。 これらのエレメントは、それぞれ、超スピードで回転しており、それが、一つの核を作り、その核自体も超スピードで回転している。 一つ。 FEとWEとSEは合計18オプトの範囲内で融合可能 ※オプトは粒子の単位。 一つ。 この3つのエレメントの融合割合に応じて、世の中の全ての物質から、音波、電波、光波、風雨雷霆に至るまで、全てが創造されている。 すみれ博士 みなさん、まだまだ研究段階で、少し説明に不備があったかも知れませんが、以上が、私達が今目指している研究内容であります。 本日は、拝聴戴き、誠に有難うございました。 場内は、少しざわついた。 しかし、すみれ達にとって、大きな発表の場となった事は間違いないようだ。 学会は、ひとまず終わりを告げた。
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