第2章 投稿小説『ラブ・ドール』より抜粋1

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第2章 投稿小説『ラブ・ドール』より抜粋1

今日の客は、嫌な親父だった。 不潔っぽくて、臭かった。 今日のホテルは、3丁目のバロン。 いつもよく使うホテルだ。 客は、羽振りはよかったが、いろいろな事を注文してきた。 まず、一緒にお風呂に入り、「おじさんが洗ってあげるから」と、身体中を嫌らしく触られまくった。 バスタブで何度もディープキスされて、ベットに連れて行かれた。 身体中舐め回されたり、触られたりして、口でサービスする羽目になり、本番になった。 遅漏で、早く終わって欲しかったが、なかなか終わらなかった。 私の事が気に入ったらしく、また頼みたいと言ってきた。 私はシャワーと歯磨きを念入りにすると、ホテルを逃げるように出て、エージェントのノッポさんと連絡をとった。 「終わりましたー。」 (ご苦労様。気をつけて帰ってね。)
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