着信

2/4
前へ
/4ページ
次へ
 寒さに震える男が1人。  その人物は防寒着に身を包んでいるが、それでも寒さは衣を穿ち、男を骨の髄まで凍らせる。  男は血走った眼で、窓の外をキョロキョロと見回す。  だが、外はただ、雪がしんしんと降り積もるだけ。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1人が本棚に入れています
本棚に追加