今日は特別な日だ②『クリスマスは白菜ツリー』

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えーと家では子供の頃から、毎年クリスマスになると食卓に七面鳥やクリスマス・ケーキやシャンパンと一緒に《白菜ツリー》なるものが登場するんですね。これは大きな皿の上に裾を切り落とした白菜を載せ、アルミホイルを巻き付けた後、ミニ・ウインナーやプチトマトや輪切りの小さなキュウリを爪楊枝に着けて『黒ヒゲ危機一髪!(←一発?)』ゲーム宜しくアチコチぶっ刺した代物でして。一体いつどんな理由で我が家で始まったのかは明らかではないんですけど。大方爪楊枝をイチイチ抜いて食べると言うのが、趣向として面白かったのでしょう。因みにこの白菜はクリスマスの翌日鱈と一緒に鍋(←鱈ちり?)になります。クリスマスが終わると、一斉にツリーを片付け門松を飾る日本人の精神構造が食卓に反映されていると申せましょう。尚、最近はクリスマスに限らず、私が家に帰ると食卓に登場するようになりました。何でですかね? 私はミニスカ・サンタでもエロ・トナカイでもないんですけど。
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