ある酒場の物語

2/4
0人が本棚に入れています
本棚に追加
/4ページ
(ロミオ!ロミオ!貴方にはもうついていけない!) (ジュリー!勝手にしろ!) あの時の事が、ロミオの頭の中でグルグルしていた。 今日はロミオにとって、特別な日だ。 毎日、うらびれた酒場で、酒を呑み、仕事の靴屋もまるっきり開いてない。 金が尽きるまで、呑むつもりだ。 そしたら死のう。 そうしよう。
/4ページ

最初のコメントを投稿しよう!