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第3章
新しい世界で、ロイは様々な冒険をした。
違う食べ物。
自分を襲ってくる、自分以外の生命。
『戦う』事を覚えて、ロイは、新世界の様々な宝を手に入れた。
やがて、自分そっくりのロイに出会った。
そのロイは、ロロだと、ロイに伝えた。
ロイとロロは、『コミュニケーション』を覚えて、互いに安らぎと協力、二人で得られる『悦び』を得た。
二人は『結ばれる』と言う事を自然に修得し、ロロの中に新しい命が宿った。
生まれてきた命は、白い光の姿となり、ロイと、ロロの前に、現れた。
(おめでとう、ロイ、ロロ。私が君たちにこの世界を与え、生み出した者だ。君たちの名前は『子』。私の子だ。)
ロイとロロは、光りに抱きついて行った。
光りは優しくロイとロロを迎え入れ、その身に収めた。
光りは、天高く舞い上がり、ロイの冒険は終わった。
おわり。
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