序章 歌舞鬼町の抗争

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序章 歌舞鬼町の抗争

21世紀も半ば過ぎた 帝都 東亰 神宿区(しんじゅくく) 歌舞鬼町(かぶきちょう)  相変わらず 雑多なんだか人種が 欲望にまみれては往き来している この東洋一の繁華街では 朝昼夜問わず いつもどこかで 喧嘩 いや殺しあいか? 行われていて 日の本国では もはや 国の警察ではなく 歌舞鬼町自警団を組織して トラブルに当てさせているのが現状である 自警団(歌舞鬼会)は 若者百名近く集まっては やいのやいのやってはいるが 烏合の衆のようで 争い事が好きな者が 多数集っては  どこかで トラブル発生したら 合法的に暴力を奮いたいと言う輩がほぼ全員 しかし そのトップを仕切るのは 今時は珍しい 硬派な男子高校生 歌舞鬼高校三年生 (かぶこう) 穏田 大和(おんでん やまと) むちゃくちゃ 強いのはもちろんだが 彼は 曲がったことが大嫌いで 自警団(歌舞鬼会)での不正を絶対に許さず 他のチンピラたちをまとめていました しかし 歌舞鬼町には 合法的ではない勢力も無論 いるわけで そのトップに君臨しているのが  蒼鬼会(そうきかい) まさに 鬼が集まった暴力団 いや クーデターを起こすような部隊に近いやつらで 近隣の国からここを目指して来ていた暴力団を ほぼ壊滅した 彼らが 今は 歌舞鬼町の裏の支配者であるのは 小さな子供さえ知ってる事実 それになんとか対抗できているのが 自警団歌舞鬼会の若い衆たちと言うのも もはや この場所は 国や都がどうこうできるものではなくなっています
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