裏ノベルジャム プロット②『平成ヤ キワモノドモガ 夢ノ跡』

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裏ノベルジャム プロット②『平成ヤ キワモノドモガ 夢ノ跡』

消えていったものたちの話はごった煮にしてしまおう。 ポンチSFを目指す。 地獄。 それは死んだものたちの最終地点、死に直面した時それらは地獄へとやってきて裁きを受ける事になる。大抵は人間や動物などの生き物たちがわんさかやってくるが、それ以外にも世間から消えたものたちが集まってくる。例えば昔はよく目にしたのに最近になって見なくなったものだ。突然叫んだりだり、子供を追いかけ回したりするヤヴァイおじさんたち、名刺サイズかそれよりも小さく公衆電話に張られていたピンチラシたち。それをひたすら収集するオジサン。失われた言語「死語」たちもやってくる。 主人公は自分がなにものだか分からずにさまよう。 読んだことはないが『新曲』みたいに地獄巡りをしながら自分がなにものであるかを 見つめ直し、最後はそれに対して答えを得る。 小さい頃はいっぱいあったけどもう無くなったもの、平成における望郷というか郷愁というか地獄の世界は大木家の楽しい旅行みたいな地獄にしよう。 既存のモノを使い回しでテンプレコピーも平成の文化か? 主人公は地獄にやってきて裁きを待つはずだったが、どうやら並んでいる所が違うらしく 役所の人に番号を再び取りに行くように言われる。銀行か役所みたい 入り口付近に戻るまでに様々な地獄を目撃していく。 そこでようやく案内係に出合う、自分が何ものかを理解していない人を裁く事は出来ない。というのでセラピーのように色々な人の話を聞くようになる。 いろいろな人や物に触れた主人公だったが、自分が何者でもあるかを思い出しかける。 通常は十王様の誰かに裁かれるのだが、閻魔様直々に対話をしてくれる事になる。 閻魔様と直々に向き合った時ようやく主人公は自分が何者かを思い出す。
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