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う、なんか命の危険を感じるような気がするんですけど...。
危険を回避しようと愛想笑いを浮かべるけど、遅かったら
しい。
先生は眉をキッと吊り上げ、こっちにつかつかと歩み寄って
きて怒鳴った。
「成瀬さんっ!放課後残りなさい!」
「えっ!?嫌ですよっまたまたご冗談を」
あ、やべ。つい本音が...。
口を抑えながらヘラヘラと笑うと、先生は眉間のシワをより
深くした。
「反省の意を表してください。反省文10枚!」
ふぅ...やっちまったなぁめんどくさい。
「春菜ー!」
「杏子ちゃんやっちゃったねぇ...」
えー、授業後です。
あたしはクラスメイトであり数少ない友人の春菜に泣きつい
ております、はい。
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