第2話 反省文と空飛ぶ紙ヒコーキ!

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なんてったってあたしの優先順位は1に楽しい2に楽しい、3 ぐらいにやっと世間体が出てくる感じだからね! 「大体さ、欠伸ぐらいであんなに怒んなくてもいいのにねぇ」 「まぁ...古典の先生は特に厳しいからね。仕方ないんじゃな い?杏子ちゃん」 うっ...。春菜まで...。 「反省文かぁ...」 どうにか回避できないもんだろうか。鞄の中にはたしか千円 札が入ってたから...あれでどうにかなんねぇかな(いや、もちろ ん...冗談だけどね!?)。 ふむ...これだから学校はあんまり好きじゃないんだな。 もっと気楽に行こうぜみんな!(気楽に行き過ぎるとあたしみ たいになるって?...まぁ否定はしないけどな) あたしはふぅっと息を吐き出し、窓の外を見つめた。
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