第1話 自由な毎日を。

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「もうちょいイケメンだったら考えたんですけどねぇ」 本心でそう言うと、茶髪の男は顔を歪めた。...あっ、やべ。 自分の失言に気付くけど、遅い。 「あぁん!?喧嘩売ってんのかテメェ」 「売ってませんそんな利益になんない物!売るならもっと高値 で売れるものにしますって」 「何訳のわかんねぇことほざいてんだ!ちょっと来いや!」 げっ...これ、本格的にまずいやつですな。 このままボコられたりでもしたら、どうせ両親にバレるだろう。 そしてよりいっそう外出できなくなることだろう。それはヤ ダ! よし、こうなれば奥の手(早っ)...秘技・変人アピ! 「すんませんあたし実は宇宙人でして」 「は?」 「地球人とは恋できないんです残念です」
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