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呆けたようにベッドの上で座り込んでいた彼女ではあったが、がなり続けている彼の声は耳に入っていた。
彼の話を脳内で幾度も再生していくうちに、あることに気が付き、意識をがっつり覚醒させた。
「ねぇ、寄生って?」
ポツリと漏らした彼女の言葉に対し、真っ黒顔面妖怪は、ドヤ顔で爆弾を投下した。
「オマエらはオレらの餌なんだよ」
乙川とUMA
この出会いが、地味で平凡な人生を歩んでいた彼女の運命を大きく変えていくのであった。
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