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首に巻きつくタコのような腕の先には鋭い爪が光っており、彼女が顔を動かさないよう頬にその爪先を当てていた。
頭の位置を固定された彼女の目の前にゆっくりと近づくのは、透明な液体をダラダラと垂れ流すダークパスの魔羅。
「このまま自由を奪って蹂躙した挙句、快楽の渦へと呑まれていく貴女にたぁ~くさん種付けしてあげますからねぇ。イヤだイヤだと思えるのも今のうちだけです。すぐに気持ちよくしてさしあげますからね」
身体の自由を奪われ、成すすべもない乙川は、迫りくる彼の狂器を凝視したまま、絶体絶命の危機を迎えるのだった。
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