57人が本棚に入れています
本棚に追加
口からは触手。
目は昆虫。
直視できないほどの異様な相貌を成したといえども、やはり男は男。
雄の性に逆らえず、そそり立つ下半身を彼女の太腿に擦りつけながら、ゴツゴツとした太い指を女の大事な部分へと移動させようとした――が、女がそれを許さなかった。
手首を掴まれた男の顔面が苦痛に歪む。
「イギッ!」
女とは思えないほどの握力が加わり、骨がミシミシと音を立てる。
「イデェェッ! やめでぐれぇっ」
その後、腕を捻り上げられた男は、悲痛な声を上げた。
最初のコメントを投稿しよう!