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「な、なんだ……」
いきなり自分のイチモツを鷲掴みにされたような感触に戸惑う彼は、次の瞬間、悲痛な叫びを上げた。
「ひぎゃぁぁっ!」
目から火花が飛び散るほどの衝撃が股間から伝わり、体を二つ折りにして蹲る。
あまりの痛みに乙川に巻き付けていた腕を元に戻し、雄としての本能のまま大きく膨張させていたモノを両手で労わるように抑えた。
長く太いアナコンダの頭は獲物を逃がさないように食いついているものの、ビクンッビクンッと脈打ちながら、ダークパスの股につながっている。
「ふぐぅっ」
急所への強烈な締め付けにより、体に力が入らない。
天を仰ぐようにして痛みをこらえるダークパスは、ギョロギョロと丸く出っ張った目を動かし、痛みの元凶を確かめた。
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