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「だぁかぁら――」
触手の動きを目の端でキャッチしていた彼女は、目を細めると、目にも止まらぬスピードで男の頭に回していた手を使って、秘密の花園を狙う触手を捕まえた。
「ウグゥゥ……アグゴゴォォォッ」
血管が浮き出るほど力を込めた彼女の握力によって、握られた部分がグチャリと潰れる。
呻き声をあげる男は、痛みのあまり顔を上げようとするが、それを豊満な胸が邪魔をする。
白いマシュマロのような乳房が、何故かギュウギュウと彼の頭を両サイドから圧迫してくるせいで、男の頭はそこから逃れられない。
口に繋がる触手は握られ、鼻は胸に押し付けられているせいで、呼吸困難の苦しみを味わった後、頭に酸素が回らず、意識が朦朧としだす。
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