1人が本棚に入れています
本棚に追加
1度めの告白、そして...
龍影との会話の後、LINEに向かう。
なんて書けばいいんだろう…
色々悩んだ結果「彼」にLINEを送った。
「あのさ、ちょっと相談したい事あるんだけど...」
「何?」
「あのさ...もし『好きな人がいる』って言ったらどうする?」
「姐さんが?」
「そう」
「めずらしい…姐さんが乙女モードになっとる」
「乙女モードとか言うな。真剣な話なんだから」
「まあ、何を言わんとしてるのか解らないでもないからなぁ。
この間の話から、姐さんらしからぬ発言してたし...
ただ先に言うよ。その気持ちには答えられない」
「やっぱりね...まあ初めから玉砕覚悟で言ったからね」
「だってさ、あんたには『相方』がいるでしょうよ...」
「いるよ?いるけど好きな人が出来たらだめなの?」
「いや、普通ダメだろうよ…」
「だよね。まあ、あたしは普通じゃないから」
「そう言う問題じゃないから」
彼の答えは龍影と同じものだった...
最初のコメントを投稿しよう!