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俺は伊賀良機、禊、普通な大学生だ。今日も一日が終わり今寝る所だ。
の、はずなのだが、
「ここはどこだ?」
今はコンクリートで出来たとてつもなく広い場所で目覚めた。
さらに数え切れない人数がこの建物のなかにいるようだ。
「さ、そこの少年で全員起きたようだね、さあ、それじゃあゲームを始めよう」
「「「「ゲーム?」」」」
とてつもない人数の全員が「はあ?」という顔になった。
「そう、ゲームだ。ルールは簡単、今から8つのゲームをする負けた者は死んで貰う。
生き残ったらゲームクリアだ。簡単だろう?」
「ふざっけんじゃねぇ!!ゲームとかじゃなくてお前らはただの誘拐犯じゃあねぇか!!俺は一人で帰るぞ!!」
いかつそうな男が叫んで出られそうな所に歩いていく。
「やっぱこういう奴はでてくるか、まあ一人ぐらいいいや、見せしめに丁度いい。」
ガコン!!
そんな音がしたと思ったら、いかつそうな男の足場がなくなり、奈落の底に落ちていく。
「「「「・・・」」」」
全員が驚愕した顔になり、すぐに顔が恐怖に染まった。
「うわぁぁぁ」「し、死んだ?」「助けてくれぇ!!」
そんな阿鼻叫喚の中で、自分達を集めたらしき男は、こう喋った。
「まぁまぁそんなに騒がないで、ゲームクリアしたらいいんだから、じゃあ一つ目のゲームを始めよう。」
そうして、簡単に人が死ぬゲームは始まった
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