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唯がいないところでこっそり由香利さんに本当のことを話して見ようかな。
由香利さんなら親身に聞いてくれそうだ。
由香利さんの綺麗な真っ白な横顔を見ながら、思いを巡らす。
いや、待てよ。いくら由香利さんがいい人でも、この外見で話しても頭がおかしくなったと思ってしまうだけかもしれない。
それはそうとわたし達は、元の自分達に戻れる日はやってくるのだろうか。
一生涯他人として生きていくなんて考えただけでぞっとするのだった。
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