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私はにっこり笑うと、喉を潤すためにいれた、紅茶を飲むのだった。
「じゃあ、そろそろ、チョコづくり再開しよっか。」
こうして手作りチョコづくりは進んでいくのだった。
※
会長こと私、苺谷ちよ子はソワソワしながら、生徒会室で待っていた。
バレンタインってこんなにソワソワするものだったのぉぉおお!
うれしいような、はずかしいような、いろんな感情が混ざり合っているんですけどっ!
それに、後輩の金崎は良いんだけど、京介に渡すってスゴイ恥ずかしいんですけどっ!
もう何なのよこの気持ち!
ガラガラとドアが開く。
えっ!誰か入ってくる。お願いなつみであって。なつみが入ってきてぇぇええ!
「ちよちゃん。おつかれ~」
「なんだ、なつみか~。おつかれ~」
私は安心します。さらに、誰かが入ってきます。
「会長お疲れさまです。」
「金崎。おつかれ~」
良かった。京介じゃなくて。
「会長。おつかれさまです」
「今日の生徒会終了。お疲れさまでした。」
「ちょっと!なんで僕だけ入った時リアクション違うんですか!?というかまだ生徒会議始まってないでしょ!」
京介がツッコむ。
「うぐぅぐっ。」
私は言葉を詰まらせます。
すると、なつみが助け舟を出してくれます。
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