罪悪感

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【予告編】 投げつけたのは涙 駆けつけたのは掌 決定機関は無効を命じ その素顔を構築していく 圧倒的な力を見せつける 鏡写しのイメージは身勝手 幻覚に隠された幻想 復活したのは妄想全開 【本編】 混乱している青空は 風に煽られて雲を逃す 始まりは終わりを意味して ただひたすら妬んでいる 遥か彼方の流星群は無実 月さえも蜂の巣にして 罪の行方を誤魔化している 何もかもを捏造して 神様なんていない 神様は人が作るもの 人が勝手に祈るもの 人が勝手に願うもの 手鏡を覗けば見える 真実と思念の境目が 通知を不在にしたままで 夢の概念を否定し続けている 【未公開編】 全力の判断は無知をさらして 終末の世界は時計を狂わせる 一個人のつまらない私情で 誰かの揚げ足を取るよりも 楽な手段を模索し続けている 行き着く先は       多分         最悪
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