1人が本棚に入れています
本棚に追加
「......そうか。でも、まだ終わりじゃないよ。今は現実の時刻で4月30日午前5時だ。今日の24時までに記憶を取り戻さないといけないんだろ?」
「そうよ。絶対あんたを倒してコードを聞き出す!」
「そ、じゃ、ゲーム内で僕を倒してみてよ」
「...どういうことよ?」
「僕が今から出す問題に答えて、対人バトル専用の武器をゲットしてよ。そうしないと、とても僕にはかなわないよ?」
「分かったわよ!どんな問題でもかかってきなさい!」
「じゃぁ、また後で会おうね~」
そう言ってのぞみはまた指を鳴らした。
私がいたのは、まさしくクイズ番組の収録現場みたいなところ。
『はじまりました!平成クイズクラブ!司会は私、南野がお送りいたします!』
なんか始まった!
最初のコメントを投稿しよう!