ノスタルジアの箱

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ノスタルジアの箱

気が多い方だと思う。 想い焦がれる人がいても、目移りしてすきを散らす。 残りの人生に、きらいを書く時間はない。 もう、郷愁だけで生きていくつもりだった。 でも、人生は予測不可能。勝手に動き出す、今。 身体を使うか使わないかはともかく、幾らでも心を飛ばせることを知った。 今日も合図のように、言葉の欠片を込めよう。
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