第一章 君の秘密を知るバレンタイン

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第一章 君の秘密を知るバレンタイン

「用って何かな?」 「―――あ、あのっ! こ、これっ! 受け取ってください!」  私こと、天木芽衣は。 二月一四日、高校一年で迎えたバレンタインデーに。 密かに思いを寄せていた男の子にチョコレートを渡した。
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