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口付けするくらいでは気持ちは晴れなかった。
彼の唇が触れてくれるのを待てなくて、自ら誘った。
「今日は厭らしいな」
激しく音を立ていつもよりも強く激しい行為に及ぶ彼に、私もいつもよりも高揚し心も体も強く彼を求めた。
私の体が紅に染まっていくのを満足げに見つめて、
「いれていい? もう限界」
そのままいきなり奥まで繋がって、揺らされる体はすぐにでも達してしまいそうで
啼けば啼くほど彼の気持ちを煽るだけ。
顔を隠して恥ずかしげにすると、顔を見せろと毛首を捕まれた。
「はぁ…ヤバイな」
彼のがいつもと違う気がして、眉を寄せて歪める顔に感じてくれていることが分かりすぎてますます体が高揚していった。
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