3:由枝

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翌日…   幸季『前田ぁ…飯…』   種葉『幸季行くわよ!!』   俺の声を遮り手を引く者がいた…   …桜田種葉である…   前田『ははっお前なかなかやるなぁ(笑)』   幸季『ちっ…ちがっ…』   種葉『ちんたらしないの!!』   前田『頑張れよ~』   呑気に手を振る前田…   あぁ…今日も午前授業なのに…   前田と飯食いながら親睦を深めようと思ってたのに…   なんだコレ…   ズルズルズル…   種葉『重いわねぇ…そろそろ自分で歩きなさいよ』   幸季『自分で引っ張っといて何を…』   種葉『つべこべ言わない!!ハイこれ被って!!』   渡されたのは前にツバのついた帽子だった…   幸季『ちょっ…コレ何!?』   種葉『いいから被れ!!』   幸季『ハイッ!!』   桜田の目は本気だった…   建物の中へ入る…   幸季『建物の名前も見えなかった…』   ある部屋の前で止まる   幸季『お前いい加げ…』   種葉『シッ…』   桜田は自分の人差し指で 俺の唇を押さえた…   種葉『貴方は今から幸野 隆也、あだ名はタカ。良いわね!?』   幸季『えっ!?それってどうい…』   ガチャッ…   こちらの話をムシして種葉はドアを開けた…
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