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翌日…
幸季『前田ぁ…飯…』
種葉『幸季行くわよ!!』
俺の声を遮り手を引く者がいた…
…桜田種葉である…
前田『ははっお前なかなかやるなぁ(笑)』
幸季『ちっ…ちがっ…』
種葉『ちんたらしないの!!』
前田『頑張れよ~』
呑気に手を振る前田…
あぁ…今日も午前授業なのに…
前田と飯食いながら親睦を深めようと思ってたのに…
なんだコレ…
ズルズルズル…
種葉『重いわねぇ…そろそろ自分で歩きなさいよ』
幸季『自分で引っ張っといて何を…』
種葉『つべこべ言わない!!ハイこれ被って!!』
渡されたのは前にツバのついた帽子だった…
幸季『ちょっ…コレ何!?』
種葉『いいから被れ!!』
幸季『ハイッ!!』
桜田の目は本気だった…
建物の中へ入る…
幸季『建物の名前も見えなかった…』
ある部屋の前で止まる
幸季『お前いい加げ…』
種葉『シッ…』
桜田は自分の人差し指で
俺の唇を押さえた…
種葉『貴方は今から幸野 隆也、あだ名はタカ。良いわね!?』
幸季『えっ!?それってどうい…』
ガチャッ…
こちらの話をムシして種葉はドアを開けた…
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