1:暴走娘

3/4
39人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
種葉『失礼ね!!お金なんか興味ないわ。さっきも言ったでしょう?あたしの下僕になりなさい!!』   痛い娘だなぁ… と幸季は思った   幸季『っつか何で俺?』   種葉『私の計画するあるプロジェクトにあんたが必要不可欠だからよ。有り難いでしょう?光栄に思いなさい?』   幸季『はぁ!?なんで俺…どこまで知ってんだ?』   種葉『あんただけじゃないわ。クラス情報はほぼ押さえてる。選ばれたのよ?凄いでしょ?』   幸季は溜め息をついた…   幸季『…はぁ…で、下僕は何をすればいいんだ?』   種葉『…そうねぇ…とりあえず…お腹が空いたわ』   幸季『はぁ!?』   種葉『パン買って来てよ。甘くないやつ。甘いもの苦手なのよね。』   幸季『ちょっ…お前さっき金には興味ないって…』   種葉『金は興味ないわ。パンよ!!』   種葉は胸を張って言う   幸季『あのなぁ、パン買うには金がいるんだよ…』   種葉『何よ…ケチねぇ…ちっさい男になるわよ、中身も体の一部も!!』   幸季『からっ…おい、女なんだからもう少しそういう発言控えろ』   種葉『っさいわね、これ貸したげるから早く買ってきて』   そういうと種葉は カードを渡して来た
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!