2:桜田種葉という女

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コンビニでパンを選ぶ…   幸季『っつかなんで俺がパンを…』   つい引き受けてしまったが、よくよく考えるとおかしな話である。   幸季『脅しだよなぁ…ちょっとあいつの事も調べてみるか…』   ツナパンを購入 まずは今日仲良くなった前の席の前田にメールしてみることにした…シャレじゃないぞ?   "件名:よっ!! --------------------- 本文:さっそくメールしてみたw ところでちょっと聞きたいんだが、前田ってうちのクラスの『桜田種葉』ってわかるか?アイツの事ってなんか知ってる?"   5分ほどすると 返信が返って来た   "件名:Re:よっ!! --------------------- 本文:おーさっそくメールと思ったらそんな内容かよ(笑) お前もタラシだな… まぁ確かに美人だしな、桜田は。 人もいいし。初日でホレたにしてはいい勘してるよ(笑)"   …人がいい…? あれで…? 前田って…目ついてたっけ…   美人?…覚えてないや。 まぁパン届け行くし。 ついでに見よう。   屋上へ戻る   幸季『おーい桜田ぁー』   シーン…   まさか帰ったとか…汗   ぐるっと回る…   幸季『…まじでいねぇ…そんなに時間かかってないと思うんだが…』   すると頭に何か落ちて来た   ゴツッ…  幸季『い"でっ…ローファー?』
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