期待と不安と緊張と

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期待と不安と緊張と

ー夢なんて、叶わないから夢なのかなー  子供の頃、漫画家になりたかった僕は、普通に社会人となり、いつしかその夢を諦めていた。  正直、模写ばかり上手くなって、オリジナルキャラも、背景なんかも描けない自分に気付いたからだ。  それでも、ネーム(原稿に書く前に、ラフな下書きなどをノートにする事)なんかはいくつか描いていてた。  その昔流行っていた「セーラームーン」というアニメの逆を行った「学ラン戦士」なるものとか、足を滑らせて地上に落ちてしまった天使の男の子が、そこでこれから悪戯を働こうとしている悪魔の女の娘と出逢う話とか・・・  因みに、この「逆転の発想」ってやり方は、今の僕の原点でもあったりする。
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