弐話 ∽招かれた雪鬼∽

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雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「そういえば その桃色の縦長の箱はなんだ…?」 あ、もしかして 冷蔵庫を知らないのかな… ワタシ (夏風 葉月) 「これは、冷蔵庫っていうんです! あらゆる食べ物を冷蔵保管できる 優れものなんですよ!」 吹雪さんはワタシが開いた 冷蔵庫に近づいて中を覗く 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「このひんやりした感じ! 素晴らしい…! これは中に入れるのか?」 ワタシはつい冷蔵庫を閉めてしまった! ワタシ (夏風 葉月) 「入れなくは無いけど…だ、だめっ」 吹雪さんは少しだけムスッとする あ、そういえば…ヒーターつけっぱだった… 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「あ、暑い…そ、それ… 止められないか?」 ワタシは微笑みかける ワタシ (夏風 葉月) 「なにいってるんですか 暖かいですよ?ほら…」 ワタシは吹雪さんの背中を押して ハロゲンヒーターの前に連れていく… 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「よ、よせ…やめろ!」 あ、吹雪さんが両膝立ちに…あっ! ワタシ (夏風 葉月) 「ふ、吹雪さん!?」 氷像みたいに透明になって 砕けちゃった…!? ワタシはお風呂場から桶を持ってきて とっさに吹雪さんの氷の欠片を集める!
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