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雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「そういえば
その桃色の縦長の箱はなんだ…?」
あ、もしかして
冷蔵庫を知らないのかな…
ワタシ
(夏風 葉月)
「これは、冷蔵庫っていうんです!
あらゆる食べ物を冷蔵保管できる
優れものなんですよ!」
吹雪さんはワタシが開いた
冷蔵庫に近づいて中を覗く
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「このひんやりした感じ!
素晴らしい…!
これは中に入れるのか?」
ワタシはつい冷蔵庫を閉めてしまった!
ワタシ
(夏風 葉月)
「入れなくは無いけど…だ、だめっ」
吹雪さんは少しだけムスッとする
あ、そういえば…ヒーターつけっぱだった…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「あ、暑い…そ、それ…
止められないか?」
ワタシは微笑みかける
ワタシ
(夏風 葉月)
「なにいってるんですか
暖かいですよ?ほら…」
ワタシは吹雪さんの背中を押して
ハロゲンヒーターの前に連れていく…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「よ、よせ…やめろ!」
あ、吹雪さんが両膝立ちに…あっ!
ワタシ
(夏風 葉月)
「ふ、吹雪さん!?」
氷像みたいに透明になって
砕けちゃった…!?
ワタシはお風呂場から桶を持ってきて
とっさに吹雪さんの氷の欠片を集める!
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