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雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
少年ver
「まったく…
まあ、しかたあるまい
われがこうなるのは
しらなかっただろ?」
少年独特の高めの声だけど
しゃべり方が古風だから
なんだかギャップがある…
ワタシ
(夏風 葉月)
「雪吹くん…
ほんとごめんね
で、でも…もし回収できた
欠片がほんのわずかだったら
どうなってしまうの?」
吹雪少年は冷蔵庫を閉じて
ワタシの足元に来て見上げてきた
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
少年ver
「そなたはほんとうに
ものずきなやつだ…
そんなの、さらにちいさくなるに
きまっているだろう?」
さらに小さく…?
ワタシ
(夏風 葉月)
「も、もしかして
赤ちゃんになっちゃうとか?」
吹雪少年に軽く睨まれちゃった…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
少年ver
「ふん…ちょっとそとにでる…
なあに、すぐにもどってくるさ」
少年はそのまま、ベランダから
外に出てしまった…
う~なんか罪悪感…
ワタシは閉まるベランダを
見つめることしかできなかった…
しばらくしてベランダから青年姿に
戻った雪吹さんが入ってきた!
ワタシ
(夏風 葉月)
「ふ、雪吹さん!?」
ど…どうやったんだろう…
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