弐話 ∽招かれた雪鬼∽

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雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 少年ver 「まったく… まあ、しかたあるまい われがこうなるのは しらなかっただろ?」 少年独特の高めの声だけど しゃべり方が古風だから なんだかギャップがある… ワタシ (夏風 葉月) 「雪吹くん… ほんとごめんね で、でも…もし回収できた 欠片がほんのわずかだったら どうなってしまうの?」 吹雪少年は冷蔵庫を閉じて ワタシの足元に来て見上げてきた 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 少年ver 「そなたはほんとうに ものずきなやつだ… そんなの、さらにちいさくなるに きまっているだろう?」 さらに小さく…? ワタシ (夏風 葉月) 「も、もしかして 赤ちゃんになっちゃうとか?」 吹雪少年に軽く睨まれちゃった… 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 少年ver 「ふん…ちょっとそとにでる… なあに、すぐにもどってくるさ」 少年はそのまま、ベランダから 外に出てしまった… う~なんか罪悪感… ワタシは閉まるベランダを 見つめることしかできなかった… しばらくしてベランダから青年姿に 戻った雪吹さんが入ってきた! ワタシ (夏風 葉月) 「ふ、雪吹さん!?」 ど…どうやったんだろう…
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