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ワタシ
(夏風 葉月)
「じゃあ、アイスはどう?」
吹雪は首を傾げた
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「あいす?
なんだそれは…」
アイスを知らないんだ…
ワタシ
(夏風 葉月)
「甘味って言えばわかる?」
吹雪は頷いた…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「それならなんとなくわかる。」
よかった、なんとなくでは
あっても分かるんだっ!
ワタシ
(夏風 葉月)
「冷たくてひんやりして
甘くて美味しいもの!」
吹雪は頷く
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「大好きだ…」
!
ワタシ
(夏風 葉月)
「えっ…?」
ワタシは吹雪を見上げる
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「なんだ?アイスの事に決まってるだろ」
ですよね~…
分かってるのに意識しちゃった
ワタシ…ばっかみたい…
ワタシ
(夏風 葉月)
「あ、アイスなら
冷凍庫にいっぱい入ってるよ!
どれがいいか選んで?」
ワタシは冷凍庫の扉を開き
吹雪は冷凍庫の中を覗く…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「我はこれがいい…」
彼が真っ先に
選んだのは抹茶アイス!
渋いわ~…
こうして、人間であるワタシと
雪鬼である吹雪の奇妙な生活が始まった
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