三話 ∽女子と雪鬼∽

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ワタシ (夏風 葉月) 「じゃあ、アイスはどう?」 吹雪は首を傾げた 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「あいす? なんだそれは…」 アイスを知らないんだ… ワタシ (夏風 葉月) 「甘味って言えばわかる?」 吹雪は頷いた… 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「それならなんとなくわかる。」 よかった、なんとなくでは あっても分かるんだっ! ワタシ (夏風 葉月) 「冷たくてひんやりして 甘くて美味しいもの!」 吹雪は頷く 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「大好きだ…」 ! ワタシ (夏風 葉月) 「えっ…?」 ワタシは吹雪を見上げる 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「なんだ?アイスの事に決まってるだろ」 ですよね~… 分かってるのに意識しちゃった ワタシ…ばっかみたい… ワタシ (夏風 葉月) 「あ、アイスなら 冷凍庫にいっぱい入ってるよ! どれがいいか選んで?」 ワタシは冷凍庫の扉を開き 吹雪は冷凍庫の中を覗く… 雪鬼 吹雪 凍 (フブキコオル) 「我はこれがいい…」 彼が真っ先に 選んだのは抹茶アイス! 渋いわ~… こうして、人間であるワタシと 雪鬼である吹雪の奇妙な生活が始まった
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