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アイスもっと買わなくちゃね…
冷凍食品は、そのまま食べるだろうけど
抹茶アイス…
あと、他にはなんだろう
ワタシは然り気無く
吹雪に視線を向けた
抹茶アイスを無我夢中に食べてる
気に入ったみたいね
ワタシはとりあえずいったん
お風呂に入ることにして…
髪と体を洗って頭をタオルで
拭いてかわかしながら脱衣場から出た
あ、吹雪がリビングの
椅子に腰かけてる
ま、まって…椅子…
氷ってる?!
ワタシ
(夏風 葉月)
「ふ、吹雪!」
吹雪が振り向く
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「なんだ、どうした?」
ワタシは椅子を指差す
ワタシ
(夏風 葉月)
「こ、氷ってる!」
吹雪は平然としてる…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「まあ、仕方あるまい…
我の体は体の芯から冷えてるからな
我の心まで氷に
閉ざされてるとは言わないが…」
吹雪…
ワタシ
(夏風 葉月)
「だ、だけど…
吹雪の心は暖かいよね?
少なくともワタシは
そう思ってるよっ!」
吹雪は小さく笑った…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「ふん…そうか
まあ、勝手にすると良い」
彼は再び煙管(キセル)をふかす…
アイス、いつの間に食べ終わったんだろう
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