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雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「我がいた場所と少し違うな
確かに、雪国だが…
見たことないものばかりだ」
やっとそばまで来た…
って、は、裸足じゃない!
ワタシ
(夏風 葉月)
「吹雪さん、裸足だったんだ…
雪の上…裸足で歩いて大丈夫なの?」
吹雪さんはワタシを見下ろしてきた
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「ん…嗚呼、今さら気づいたのか
別に大丈夫だが?」
見下ろされるワタシ…
ワタシ
(夏風 葉月)
「そ、そう…ですか…
ならいいんです//」
ワタシはなんだか
照れくさくなったけど
再び自宅に向かって進む…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「そなた…暑そうだな
そんな厚着をして大丈夫なのか…?」
あ、と…隣に吹雪さんが来たっ
冷気が頬を撫でて…
ちらりとそちらに視線を向ける
ワタシ
(夏風 葉月)
「あ、暑くはないよ?
これぐらいがちょうどいいの…」
吹雪さん…なんか良い香りがする
お花のような、ミントハーブのような…
雪鬼
吹雪 凍
(フブキコオル)
「フンッ…そうか…」
あ、そっか…使ってる
煙管(キセル)の匂い!
ワタシ
(夏風 葉月)
「吹雪さん…その煙管(キセル)の
煙…原料はなんですか?」
吹雪さんがこちらに視線を向ける
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