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ペルはこの上に…。
梯子に手を掛けようとして、その奥の机が見えた。
1番上、鍵付きの抽斗が少し開いている。
アスカは梯子をいったん避けるようにして回り込んで、机の前に。
わざと少し開けてある。
ペルはアスカがこの抽斗を気にしていたことを知っていた。
何が入ってるか予想は出来なかったが、きっとこれはペルからのメッセージだろう。
ゆっくりと抽斗を開ける。
抽斗の中にあるたくさんのモノを見てアスカはこそばゆい気持ちなる。
当然ではあるが、1つ1つのモノに見覚えがあった。
「なつかしいー…」
笑い声と共に、頬を一筋の涙が流れた。
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