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そこに静観していた兵庫助も加わった
「おい小僧 。でかい口を叩くが柳生の技を舐めておるのか?」
「なんだい?あんたも切られたいのかい?」
子供のような甘い顔立ちからは想像も出来ない冷徹な目に 、兵庫助は悪寒が走った
「やめんか総司!」
近藤の声に 沖田は肩をすぼめ後ろに下がった
「失礼をいたしました… が!新撰組を野良犬と言った、その言葉。 我が剣をもって答えましょう」
近藤は宗矩の目を睨むと沖田 、土方を連れ 角に帰っていった
肩を震わす宗矩は
「御老体、さっきの言葉は取り消す。 やつらとの試合を所望する」
そう言いはなった
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