序章

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序章

 今日は特別な日だ。今宵、僕はプロポーズする。憧れてやまないあの人に。もう、ずっと前から決めていたんだ。この日に、ありったけの想いを込めてプロポーズするって。  寂しい悲しい瞳のあの人に、希望と喜びの光を映し出したくて……。虚ろなその瞳に、キラキラした日常でいっぱいにしてやりたいんだ。
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