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「第3波きます。敵は飽和攻撃をしかけてきます。ここから5分が勝負です。迎撃確率58パーセント」
タツオは叫んだ。
「アンチミサイルと機関砲で弾幕を張れ。各自2機ずつ防衛用の機体を残し、静止射撃に移行せよ。機体は散開せよ」
雲山改が搭載する小型のミサイルポッドとは、敵のミサイルは威力が違った。機体の密集地点にミサイルが落ちれば、一度に4、5機のロボットが戦闘不能になる。
マルミがいった。
「散開後の進路の地雷を掃討します。ミサイル照準再設定。頼むね、オモイ」
「了解です。再設定完了しました」
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