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「ぼくのほうも問題ない。といっても動かしてるのは1機だけだが」とジャン・ピエール。
マルミが泣きそうな声をあげた。
「わたしのほうは空港からのミサイル攻撃で3機ロスト。それより問題はミサイルポッドがもうすぐ空になることです。こちらの弾が尽きる前に空港内部に潜入してください。お願いします」
お願いしますといわれても、どうにもならなかった。一刻も早くあのフェンスの向こう側にたどり着くしかない。タツオも叫んだ。
「ぼくのほうは2機ロスト。損害は想定内だ。みんな。よくやっている」
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