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きっと昨日弟に僕のプリンをあげたのがよかったのかな?きっとそうだ!
あのときの行いを神様は見てくれてたんですね!ありがとうございます。プリン様!
プリンに感謝するのは違うかなと疑問を抱きつつつもも、僕は真冬の隣の席に座るのでした!
そして、気合いを入れ直し、真冬に話しかけます。
「や、やぁ。真冬さん」
「えっと…誰?」
えっ?!僕のこと忘れられてる。そうですよね…。こんな冴えない男子覚えてないですよね…。でも、今日は真冬と戦うと決心したんです!
「お、覚えてないのかなぁ。小学生の頃同じクラスだった北風だよ…」
「うん。もちろん覚えてるよ。からかっただけだよ。」
さすが真冬です。6年ぶりのこの胸の痛み。昔と変わらない痛みがそこにはあったのです。
「まさかまた太陽君と同じクラスになるなんてね!最悪だよね!」
「へ、へぇ。冗談きついなぁ真冬さんは…」
なんで満面の笑みで人を傷つけるようなこと平気で言えるの?!もう僕の心は早くもノックアウト寸前です。
「そんな悲しそうな顔しないでよ。私にとって最悪は褒め言葉も同然だから!」
「う、うん。全然気にしてないよ」
うん。人を悲しませる褒め言葉を僕は今までに聞いたことないよ。
悲しいかな?なんか涙が出てきたよ。
「これでも食べて、元気だして?」
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