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その後の戦後処理も王女様がつつがなく進めていき、たった数週間の後王城は一端の落ち着きを取り戻した。
その背後にはあのハンサムロン毛君が一枚かんでいるのだが、どうも彼は結構ガチな清廉潔白系男子らしく、本当に国民の未来を憂いての決起だったらしい。
国内でも指折りの実力者なのだが、なかなか表舞台に出てこなかったのはこういった時に水面下で活動することを彼が領地を継承してから考えていたことの裏打ちでもあった。
しかしさすがは王女様。
ハンサムロン毛君の目論見を看破するや、すぐに行動を起こしたらしい。
彼に協力を請うてレジスタンスを瞬く間に結成したとのこと。
革命に成功した今では内政官の地位を持っているようだが、きっと悪いようにはされないと思う。
しかし驚いたことはそこではなかった。
なんと騎士団長、王国の最後の砦ともいわれるウィズレーゲンが騎士団を辞任したのだ。
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